つみたてNISA

新NISAをわかりやすく解説♡一般NISAとつみたてNISAどちらがお得?

つみたてNISAを利用されている方は、なぜ一般NISAではなくつみたてNISAを選ばれましたか?これから投資を始める方は、どちらの方が向いているのでしょうか。

年間40万円以上投資しているなら一般NISAの方がお得なのかな?」「2023年以降ってどうすればいいんだっけ…」「新NISAってなに?

そんな疑問をわかりやすく解説♡2023年より、従来の一般NISAは新NISAへ移行できるようになります。2023年になる前に押さえるべきポイントを理解しておきましょう⸜( •⌄• )⸝

 

「NISAとは?」現行制度のおさらい

NISAとは、2014年1月に始まった少額から投資を始める方への非課税制度です。管轄は金融庁。

通常、投資を行った場合、金融商品は「配当金」と「売却益」に源泉分離課税20%の税金が掛かります。NISA制度を利用すれば「配当金」と「売却益」は非課税になるお得な制度です♡

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一般NISAの仕組み

一般NISAでは毎年120万円分の株式や投資信託、ETF・REITを非課税で購入することができます。保有している間の配当金や売却益(譲渡益)も課税されません。

ただし非課税期間は購入した年から数えて5年間となるので階段のようになります。非課税で保有できる投資総額は最大600万円となります。

(引用:「NISAの概要」金融庁HP)

5年間に到達した際に、保有している株や投資信託などを翌年の非課税枠に利用することができ、これをロールオーバーと呼びます。(図の緑部分”①新たな投資枠に移行”の部分)ロールオーバー可能な金額に上限額はなく、時価が120万円を超えている場合でも、そのすべてを翌年の非課税枠に移すことができます。

図の緑部分”②課税口座へ移す”か③売却する、を選択することもできます。

つみたてNISAの仕組み

つみたてNISAとは、2018年1月に始まった特に少額から投資を始める方への非課税制度です。毎年40万円分の株式や投資信託を非課税で購入することができます。保有している間の配当金や売却益(譲渡益)も課税されません。

非課税期間は一般NISAより長く購入した年から数えて20年間となります。非課税で保有できる投資総額は最大800万円となります。

ただし、対象商品となるのは「長期・積立・分散」を目的とした選定された一定の投資信託が主になります。一定の投資信託とは、販売手数料がゼロ(ノーロード)、信託報酬手数料は国内株のインデックス投信の0.5%以下など初心者向けの安全性の高いものとなっています。

(引用:「つみたてNISAの概要」金融庁HP)

そして、一般NISAのようにロールオーバーをすることはできないので、基本的には毎年40万円ずつ投資をすることになります。

一般NISAとつみたてNISAの違い

一般NISAのメリットは非課税枠が大きいことと、ロールオーバーができること。つみたてNISAのメリットは非課税枠を長期間利用できること。投資初心者のうちは「どのくらい投資へ回せるかわからない」という方も多いので、今ではつみたてNISAを始める方が多いように感じます。

しかし!2023年より新NISA(仮称)という形で改正が行われることになりました♡

新NISAを踏まえた上でも本当につみたてNISAで続けた方がいいのか、今一度考えてみましょう⸜( •⌄• )⸝

 

新NISA(仮称)とは

新NISAは2階建てになる

基本的な制度としては、非課税期間5年間の一般NISAについては、より多くの国民に積立・分散投資による安定的な資産形成を促す観点から、積み立てを行っている場合には別枠の非課税投資を可能とする2階建ての制度に見直したうえで、口座開設可能期間を5年延長する。投資対象商品については、1階部分はつみたてNISAと同様とし、2階部分は、現行の一般NISAから高レバレッジ投資信託など安定的な資産形成に不向きな一部の商品を除くこととする。また、非課税期間20年間の現行のつみたてNISAについては5年延長し、ジュニアNISAについては、利用実績が乏しいことから延長せず、新規の口座開設を2023年までとする。(引用:「令和2年度の税制改正について(pdf)」金融庁)

ねおちゃん
ねおちゃん
わかりにくいので図解してみた♡
新NISAのメリット
  • 非課税期間が5年間延長になったこと
  • 非課税上限額が122万円へと増額
  • 一般NISAから新NISAへは122万円を超えていても全額ロールオーバーできる
  • 1階部分は非課税期間終了後つみたてNISAへロールオーバーできる
  • 投資経験者は2階部分のみ利用することもできる

新NISAのデメリット
  • 仕組みが複雑
  • レバレッジ投資信託は対象外となる
  • 2階部分は非課税期間終了後課税口座へ移すか売却となる

という部分でしょうか。まだ2023年へ向けて新しい発表があるかもしれません♡

つみたてNISAは非課税期間が5年間延長のみの改正となります。ちなみにジュニアNISAは2023年で新規口座開設終了予定のままです。

 

非課税を最大限有効活用する方法

年間40万円以上投資をしている方は、一般NISAの期間が延長したことで一般NISAを利用した方がお得なのか?検証してみました♡

一般NISA→新NISA→つみたてNISAを利用した場合

前提条件
  • 非課税上限額を満額利用した場合
  • 売却益に関しては考慮しない
  • 2022年から投資した場合で比較

来年から一般NISAを利用した場合、2024年には新NISAへ移行することになります。一般NISAで非課税枠を利用できるのは2年間となり、2023年から投資可能期間である2028年までは1階20万円、2階102万円の合わせて122万円×5年間。2029年からはつみたてNISAへ移行して投資可能期間である2042年まで40万円×14年間になるので、

120万円×2年間+122万円×5年間+40万円×14年間=1,410万円

一般NISA→新NISA→つみたてNISAへと移行をしていくと、非課税枠を最大1,410万円利用することができます♡

一方で、つみたてNISAを2042年まで継続した場合には、

40万円×22年間=880万円

となりますので、530万円も差が出ることになります。

ねおちゃん
ねおちゃん
新NISAの方がお得!

ロールオーバーする時の要注意点

非課税枠ばかりに気を取られていると大きなデメリットもありそうです。

毎年非課税枠を利用するために投資をしていく想定だと、5年間の非課税期間が終わったときに課税口座へ移す、もしくは売却をすることになります。

例えば「5年間保有していたけど含損だからもう少し保有していたいな…」「だけど課税口座だともったいない」と思われたときには、新NISAの1階20万円分はつみたてNISAへロールオーバーすることができます。20万円が評価額25万円に増えていたとしても、つみたてNISA利用額は「簿価」である取得額の20万円となります♡ただし、ロールオーバーした年のつみたてNISA非課税枠は残り20万円と少なくなるので注意が必要です。

加えて、新NISAの2階102万円分は「時価」で課税口座に移されるので、評価額が上がったまま長期保有すると、NISAの基本的な仕組みである売却益が非課税というメリットを活かしきれなくなってしまいます。なので、短期で利益が上がった場合には長期投資にこだわらずに5年間で売却してしまう、というのもひとつの手段となります。

 

まとめ:じぶんの投資方針に合わせた利用を♡

仕組みを理解した上で、大きなポイントとなるのは①非課税の額 ②投資期間 ③売却益となります。大きな利益を短期で狙うなら新NISAを利用し、長期投資を非課税でやりたい方はつみたてNISAが向いているかもしれません。

いずれにせよ、一般NISAとつみたてNISAの併用は出来ないので、もう2021年の積立を始めてしまっている人はゆっくり検討するのがよさそうです♡

 

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